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★no.15令和4年12月15日 12月8日はお釈迦様さとりの日★

早いもので今年も2週間あまりですね。

12月はクリスマスが有名ですが、私のような
仏具関連の仕事に携わっているものは、12月8日の
成道会(お釈迦様が悟りをひらいた日)をもっと
取り上げて欲しいと思いますので、すこしふれてみます


お釈迦様がさとりをひらくべく、なぜ出家したのか?


釈迦がまだ太子だった時、王城の東西南北の四門から
四つの出来事を見て、出家の決意を。


東の門を出て、老人を見て、生あれば老いを知り

西門を出て病人に会い、病を知り

南門を出て、死人に会い、生あれば死あるを知り

北門を出て、修行者に会い、生、老、病、死の苦と
向き合うため出家。という話です。これを四門出遊といいます。(しもんしゅつゆう)

これからのちに悟りをひらき、ブッダになりました。


人生は苦なりが出発点だったのですね。

苦というのは苦しいというより、思いどうりに
ならないという意味です。


思いどうりにならないとわかれば、それを受け入れ
対処法を考えればと前向きになれますよね。


世の中の争いもここに、解決のヒントがあると思いますが。


キリストも釈迦も受け入れることができる日本人は
世界から見たら、不思議かもしれませんが
平和な世界は日本人がお手本になれるはずです。


寒い日が続きますので、ご自愛ください。



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