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 ★no.30令和6年3月26日  法事の意味を伝えたい★


先週は春のお彼岸でしたね。

皆さんはお墓参りされましたか。

3月20日のお中日に偶然見た日没はまさに
真西に太陽が沈む感じが印象的でした。

さて、今月は法事に出席したのですが
あらためて、法事の意味って、子供たちや孫たちに
伝えるには、どう説明するかなと少し考えました。


(亡き人への供養はもちろんですが
そこに集まる兄弟や親類が亡き人のことを偲び
仲良く語り合うことも大切なことだと伝えたい。)と

こんなとこでしょうか。



親類が仲良くしている様をご先祖様もきっとよろんで
見守ってくれるでしょう。


皆さんはどんなお彼岸を過ごされましたか。
よいしきたりは下の世代へ受け継いでいきたいですね。





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 ★no.29令和6年2月28日  世界卓球(女子)を観て★


先日の世界卓球は感動しましたね。

あと一歩まで王者、中国を追い込んだ若い選手たちに
拍手を送りたいと思います。

試合に出れない選手が若い選手に適格なアドバイスを

そして、ライバルにも惜しみなくアドバイスをおくる。


自分が出れなくて、悔しいだろうが、良いプレーには
拍手をして、味方を鼓舞する。


選手の年齢層も23,19,15とバランスがとれていて
今後に期待をもたせてくれました。


団体戦に強い日本の秘訣はこんなところにもあらわれて
いると思います。


チーム一丸は日本人の得意とするところ
この点は世界におおいに誇れますね。

利他の精神を体現してくれました。
今の世界は利他が必要です。





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 ★no.28令和6年1月24日  プラグと合わせて、コンセントの点検も忘れずに★


前回は電気ローソクのプラグの話をしましたが
少しそのつづきと年明けに感じたこと。


   (コンセントのチェック)

1.コードを少し動かすだけで電源が
  切れたりしませんか?

2.プラグの抜き差しがゆるくなってませんか?


たまにで結構ですので上記の点検もして
いただればさいわいです。

コンセントの異常は電気資格者(電気屋さん)へ。


さて、今年の年明けは地震、事故と大変な状況
ですが、こういう時こそ神仏に手を合わせる人も
多いと思います。


何気ない日常はあたりまえではないのですね。
足るを知るを肝に銘じたいと思います。


感謝と祈りの年明けです。



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 ★no.27令和5年12月22日  電気ローソクのプラグ
点検してください★


この時期は大掃除で忙しい方もいらっしゃると
思いますが、電気ローソクのプラグも点検して
ください。

からぶきで結構ですので、ホコリがついていたら
取ってください。これだけで、トラッキングを
防ぐことができますので。
(トラッキングとはホコリが原因の火災のこと)


コードの扱い注意点

1. コードを無理に曲げない、引っ張らない、
ねじらない。  

2.プラグを抜くときは、コードをもたずに
必ずプラグを持って抜く。


この時期だとプラグの点検もしやすいと
思いますので、他のプラグと合わせてお願いします。


少し早いですが、皆さまどうぞよいお年をお迎えください。


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 ★no.26令和5年11月27日  11月3日と23日は本当は何の日?★


11月には3日の文化の日と23日の勤労感謝の日と
2日、祝祭日がありますが、本来は何の日か
ご存知でしょうか。

文化の日は戦前は明治節と呼ばれ
明治天皇の誕生日を祝う日でした。


勤労感謝の日は農作物の収穫を祝い感謝する
新嘗祭(にいなめさい)という祭日でした。


新嘗祭は天皇が神様に収穫の新穀を供え
天皇自らも食すことで、神と交わる重要な宮中行事
です。


戦後、GHQが国家神道の影響を小さくしようと
改革したために、それぞれ、文化の日、勤労感謝の日
になりました。



本来は両日ともに、深い意味があるのですね。

日本人として知っておくべきことだと思います。



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 ★no.25令和5年10月24日 ラグビーに見る利他の心★



間もなくラグビーワールドカップが閉幕します。

日本代表は健闘むなしく、グループリーグで敗退しましたが2勝しました。

昔からラグビーを応援してきた人から見れば、2勝するのは大変なこと、何しろ、1987年の大会から

2015年までの大会では1勝しかできなかったのですから

隔世の感があります。


さて、仏教に利他という言葉がありますが、

ラグビーには利他があふれていると思います。自分を犠牲にしてパスをだす。

一人のヒーローはいらない、トライしても、仲間がよいパスをくれたと他人への感謝を忘れません。


他のスポーツでも見られますが、ラグビーは特にその傾向が顕著です。


試合後のインタビューでも、会場に来てくれた人、運営に携わってくれた人、相手チームへ感謝とリスペクトを
言葉にします。


ラグビーは利他のスポーツ


日本のラグビー人口が増えれば、日本は思いやりに
あふれる国になると思います。


今回はラグビーから、利他についてふれてみました。



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 ★no.24令和5年9月25日 阪神タイガース 岡田監督と無畏施★


仏教に無畏施(むいせ)という言葉がありますが、

(恐怖や不安などを取り除いて、安心させると
 いう意味で、布施のひとつです)

阪神タイガースの岡田監督をみていると、この
言葉をうかべました。


シーズン当初から優勝とは言わず、A.R.E(アレ)と
いう言葉で、選手の緊張感を取り除いていたの
ではないかと思えるほど、8月、9月の戦い方は
見事でした。


この時期、例年は失速や大事な一戦によく負けて
いたのがうそのようでした。


岡田監督は若き、優勝経験のない選手たちに
無畏施を施したと、私は思います。


恐怖や不安と緊張感は少し違うと思いますが、
小学生の頃からの阪神ファンのこじつけと
ご容赦ください。



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 ★no.23令和5年8月25日 電気ローソクへの誤った見方★


電気ローソクに対して、ネットなどで誤った見方がありましたので正しい見解を。


1.電球が切れたら使えなくなる。

電球(ローソク球)を交換すればまた点灯します。

ローソク球は2000から3000時間できれます。
E-12のローソク球に交換してください。

お好みでLED球も使用可です。



2.電球が熱くなるので危険

電球は熱くなりますが、正常ですのでご心配なく。
(ただし、触れれば熱いので、ご注意ください。)



ローソク球を交換し、たまに、プラグのホコリを
取り除いていただければ、10年は普通に使えます。



コードが邪魔と言われますが、長く明るく灯したい
方にはおすすめです。





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 ★no.22令和5年7月20日 供養とは供物養心★


7月、8月はお盆の時期ですので、皆さん

お墓参りや仏壇に手を合わせる機会が多いと思います。

お花や故人の好きだったものを供え、手を合わせる。

こういった事を供養といいますが、供養とは

(供物養心)の略だと最近教わりました。


手を合わせ、ものを供えることによって、己の心を
養わさせていただくという意味があるそうです。


故人に何かして差し上げるのみならず、自分の
ためにも供養をするのですね。


この意味をしっかりと受け止めて、お墓参りに

行ってきます。




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 ★no.21令和5年6月16日 位牌をどうやって選んでますか★


仏具の仕事をしているので、たまに、位牌の
相談を受けますが、こんな感じです。


色々な種類があるので、どうやって選べばいいの。

以前、業界の記事で読んだのですが、位牌は故人
そのものであり
、人生や性格を反映させても
良いと思う、とのことでした。 たとえば


春日の位牌   春のようにほのぼのと
呂門      苦難を乗り越えた
葵型      実直な人生を歩んだ


など、一つの参考にお考えください。

もちろん、仏壇の大きさや、先人の位牌のサイズ
を見るのは大前提です。


今日述べた事はあくまで一例ですので、
前と同じ位牌を作るのもよいと思います。


位牌の画像(中田仏具店様HPから)


http://www.n-butsugu.jp/category/1214969.html



たまに、位牌をじっと見て、故人に思いをはせる
ことは素晴らしいことだと思います。





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 ★no.20令和5年5月9日 人を偲ぶこと 昔と今★


ここ数十年の葬儀の簡素化、場合によっては
葬儀なし、仏壇の小型化、仏壇なしなど
昔とはすっかり様変わり。


昔のことを言ってもといわれそうですが、
昭和の頃は家で葬儀、近所の人が手伝い、親族
近所の人で送り出す。

そんな温かさがありました。

住宅事情や金銭的なこともありますので、
一概には言えませんが、何か寂しい昨今です。


私が言うのもなんですが、できる方はきちんと
葬儀をし、仏壇を購入して、亡くなった方を
偲んで欲しいです。



その姿を子供たちや孫たちは見ています。
こういう良い伝統をきちんと引き継ぐことが
教育の一つだと考えます。


自戒の念を込めて。
偉そうに書いて失礼しました。






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 ★no.19令和5年4月10日 お釈迦様最初の説法とは★


4月8日はお釈迦様の生まれた日でしたが、最初の
説法は何を説いたのでしょうか。


今日、四諦(四聖諦)と呼ばれる教えを説いたのです。

四諦(したい)四聖諦(ししょうたい)とは



1.苦諦(くたい)  この世は苦である
やがて、老いて、病になり、死んでいく。求めても手に入らず、思いどうりにならず、苦しむ。


2.集諦(じったい)  苦しみの原因をあきらかに
欲、怒り、妬み、苦しみは自分の心にある。


3.滅諦(めったい)  苦しみの原因を滅する
煩悩や迷いを捨て、滅すれば、安らぎの境地に至る。


4.道諦(どうたい)  そこに至る道のり
安らぎの境地へ至るにはどうすればいいのか。



以上、簡単にふれましたが、
このように、いきなり、仏教の大事な根っこを
教えられたのです。


仏具に携わるものとしては、4月8日もクリスマスの
ように、皆に知られるとうれしいです。

4月8日はお釈迦様の誕生日です。


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 ★no.18令和5年3月17日 なぜ、お彼岸は七日間あるの?★


3/18日から24までお彼岸ですが、なぜ、七日間
あるのでしょうか。


それは六波羅蜜(ろくはらみつ)を行うため
と言われています。


六波羅蜜を一日一つずつ修めて、中日である
春分の日はご先祖様へ感謝の意を表す。



では、六波羅蜜とは何か?



布施(ふせ)……親切
持戒(じかい)……言行一致
忍辱(にんにく)……忍耐
精進(しょうじん)……努力
禅定(ぜんじょう)……反省
智慧(ちえ)……修養

の六つの善行(善い行い)です。


六つの良い種まきをしましょうという
ことですね。


日頃、煩悩の塊である、私も先祖に感謝し、反省
をしたいと思います。






もうすぐ春ですね、ご自愛くだい。





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 ★no.17令和5年2月15日 2月15日(涅槃会)も知ってほしい★


2月15日は涅槃会、お釈迦様入滅の日です。
4月8日の誕生の日はよく知られていますが、こちらは
あまり知られていないと思います。


日本人は知らずのうちに仏教とかかわりが深い
ので、この日を多くの人に知ってもらいたい。
仏具に携わるものとして切に思います。



さて、お釈迦様が最期に遺した教えに

 自灯明・法灯明 があります。


自らをともしびとし、自らをよりどころとする。
そして、仏の教えをよりどころとし、ともしびにしなさい。  すなわち、  


人はとかく誰かに頼ろうとします。しかし、自分で
考え、判断し、わからないときは、他者に助言を
求め、仏の教えをよりどころにして生きようという
意味です。



テレビやネットにはたくさんの情報があふれています。


私自身への戒めを込めて、これからの混迷の時代
こうした姿勢をもちたいものです。



まだ寒い日が続きますので、ご自愛くだい。





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 ★no.16令和5年1月13日 お年玉はお餅だった★


遅ればせながら、今年も宜しくお願い致します。


お年玉ってお餅だったの?

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが
お年玉の由来は ”お年魂”という言葉から
きています。


お年魂(お年玉)とは正月に年神様を迎える
ために、お供えされた丸い鏡餅のことを指し
お供えした後、家族に分け与えられていました。


また、その餅は年神様の生命とされ、いただく
ことで、1年を無事に過ごすという祈りが込められてい
るのです。


年魂をあらわす餅玉を、家長が家族に(お年魂)として
分け与えたこと。


これがお年玉の由来
玉は魂なのですね。


今回はだいぶ遅いですが、お年玉の話を。



まだ寒い日が続きますので、ご自愛ください。



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 ★no.15令和4年12月15日 12月8日はお釈迦様さとりの日★


早いもので今年も2週間あまりですね。

12月はクリスマスが有名ですが、私のような
仏具関連の仕事に携わっているものは、12月8日の
成道会(お釈迦様が悟りをひらいた日)をもっと
取り上げて欲しいと思いますので、すこしふれてみます


お釈迦様がさとりをひらくべく、なぜ出家したのか?


釈迦がまだ太子だった時、王城の東西南北の四門から
四つの出来事を見て、出家の決意を。


東の門を出て、老人を見て、生あれば老いを知り

西門を出て病人に会い、病を知り

南門を出て、死人に会い、生あれば死あるを知り

北門を出て、修行者に会い、生、老、病、死の苦と
向き合うため出家。という話です。これを四門出遊といいます。(しもんしゅつゆう)

これからのちに悟りをひらき、ブッダになりました。


人生は苦なりが出発点だったのですね。

苦というのは苦しいというより、思いどうりに
ならないという意味です。


思いどうりにならないとわかれば、それを受け入れ
対処法を考えればと前向きになれますよね。


世の中の争いもここに、解決のヒントがあると思いますが。


キリストも釈迦も受け入れることができる日本人は
世界から見たら、不思議かもしれませんが
平和な世界は日本人がお手本になれるはずです。


寒い日が続きますので、ご自愛ください。



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 ★no.14 令和4年11月15日 上野の佛具屋さんで思ったこと★


先日、上野のとある佛具屋さんにおじゃましましたが、
仏壇のほとんど(8割から9割くらい)が現代風や
家具調でかつ、小型の仏壇がほとんどでした。
 

長くこの業界に携わってきたものとしては寂しい
かぎりでしたが、時代の流れでしょうか。

これに合わせて、仏具も現代的な形やカラーでした。

確かに、現代風の仏壇には現代風の仏具がマッチ
しますが、そこに、昔ながらの仏具、たとえば
電気ローソクを飾ってみても面白いと思います。

 (手前みそでごめんなさい)

こんな形で今風と伝統をマッチすると新しい発見が
あるかもしれません。

古くからあるものは、それなりにいいところがある
から、残っているのだし、新しいものとうまく
かみ合わせていいものができるはず。

これからの時代は新と旧の組み合わせです。
どっちがいい、ということではないと思います。


何でも新しいものがいいのか?と思っている古い人間の
ひとりごとでした。


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 ★no.13 令和4年10月12日 無財の七施のつづき★

前回、無財の七施について、書きましたが
ひとつひとつの意味について簡単にふれます。

1.眼施(げんせ)
 優しいまなざしで人に接する

2.和顔施(わげんせ)
 優しいほほえみで人に接する

3.言辞施(ごんじせ)
 思いやりをもった言葉をかける

4.身施(しんせ)
 身をもって思いやりを示す

5.心施(しんせ)
 心を込めて思いやりを示す

6.床座施(しょうざせ)
 場所や席を譲る

7.房舎施(ぼうしゃせ)
 宿泊や休憩の場を提供する


  文字どうり無財でできることですね。
  一つでも実践するようにしたいものです。

 これをできる人が世界中に増えれば、平和の世に
 なるはずです。



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 ★no.12 令和4年9月14日 無財の七施★

布施の中には(無財の七施)

眼施、和顔施、言辞施、身施、心施、
床座施、房舎施、の七つの施し

というのがあって、私も好きな言葉ですが、
この中の和顔施と言辞施を和顔愛語と呼ぶます。


にっこりとやさしく微笑み、いたわりの言葉、
ねぎらいの言葉をかける。

こうして相手を思いやることは、素晴らしい布施だと
おもいます。

何も財や説法だけが布施ではないんですね。


こういうことをお寺や仏具店がもっともっと
わかりやすく、語ってくれたら、広く理解されて
世の中もいい方向へ変わると思います。

煩悩の塊である私も、少しは実践しようと思います。
そして、周りにこの話をしてみます。


話がバラバラになって恐縮ですが、先月のお盆の
話の付けたしですが、餓鬼道から母親が救われて
喜びのあまり、踊りだした。

これが盆踊りの由来だそうです。





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 ★no.11 令和4年8月10日 お盆の話★

ほんとは怖いお盆の語源

お盆は正式には(盂蘭盆会)うらぼんえと言い
語源はサンスクリット語のウランバーナ(逆さづり)
恐ろしい言葉ですが、次のような理由が語源と
なりました。

その昔、お釈迦様の弟子、目連が死んだ母親の
様子を神通力を使ってのぞくと、餓鬼道に堕ち
逆さづりにされ、苦しんでいました。

何とか母親を救いたい目連は、お釈迦様に相談すると

(7月15日に僧侶に食べ物を供えて供養しなさい)と
説かれました。目連はその教えに従い、母親を救い
出したと伝えられています。

ところで、7月15日に行われていたお盆ですが、明治に太陽暦に改めたため、約一か月前倒しに。


このため、農閑期で親族が集まりやすい地方部では
8月お盆のところが多いです。

都市部では7月お盆ですね。年に一度、ご先祖様を
お迎えしながら思いを巡らす。そんな大事な機会が
お盆です。


今回はご存知の方もいらっしゃると思いますが、
お盆の話を。

お子様やご存知ない方へお話になって、おどろきの語源と良い習慣をこれからも続け、つないでほしい。


強く感じる、今日この頃です。

熱い日が続きますので、皆様ご自愛ください。








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 ★no.10 令和4年7月11日 トラッキングの話★


例年ならば、まだ梅雨だと思います。
そして、この時期に多くなるのがトラッキングです。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが
トラッキングとは、コンセントやプラグ、電源タップの
周りにたまったホコリが原因で発火する現象です。

たまったホコリが水分を含むと、プラグの刃の間に
微弱電流が通って、発火してしまいます。

じめじめした梅雨時は水分を吸いやすく発生確率が
高まってしまいます。

目の届かない所で、何の前触れもなく起こるのが
怖いところです。


しかし対策はできます。

1.たまに、プラグを抜いて汚れをふきとる
2.コンセントやプラグにカバーをつける
3.長い期間使わないなら、プラグを抜いておく

などを行うことで、トラッキングを防ぐことは
可能です。
 

さて、このようなことからコードは危険といわれ
ますが、やはり、灯りの質、色具合が電池やLEDの
ローソクとは違いますので、コードの電気ローソクに
ヒカリ産業はこだわり続けます。

正しく、安全に使用すれば、象鼻 電気ローソクは10年は使用できます。
(ちなみに私の母は15年以上使ってました)

もちろん、球は交換してください。


コンセントカバーとプラグカバーの写真は下に。
ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。

今回はトラッキングについて書きました。

熱い日が続きますので、皆様ご自愛ください。








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 ★no.9 令和4年6月16日 電気ローソクへの質問★


今回は電気ローソクへの質問について答えます。

1.50ボルトのローソク球は使えますか?

 50ボルトのローソク球は使えません。
 危険ですので、100ボルトか110ボルトの
 ローソク球を必ず使用ください。
 
 なお、LEDのローソク球は使えますのでお好みで


2. 熱くなりますが、大丈夫ですか?

 使用中ローソク球は熱くなりますが、正常ですので
 そのままご使用ください。


3. ローソク球はどのくらいもちますか?

  約2000時間で切れます。
  ご面倒ですがローソク球の交換をお願いします。

4. ローソク球はどこで買えますか?

  家電量販店やホームセンターで買えます。


5. ローソク球のサイズは?

  E-12です。


ローソク球をLEDに変えたり、中間スイッチをつけたり、お好みで象鼻 電気ローソクを飾ってください。

ローソク球を交換して、正しく使えば10年は楽にもちます。

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。










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 ★no.8 令和4年5月9日 平凡な日常こそが幸せ★


今、現在、多くの命が奪われています。

平成以降でも、世界では湾岸戦争、9.11、クリミア
併合など、争いは絶えず、今は、一見平和な日本も今後はわかりません。


このような時こそ、何気ない毎日、日常が大変
うれしく、大切に思えます。

お金などの財産も大切でしょうが、心の財産とでも言いましょうか、感謝、思いやり、認め合うといった
事ができる日常こそが有り難いと思う、きょうこの頃です。


ないものを嘆くのではなく、あるものに感謝する。
私が偉そうなことを言えないのですが、心がけだけは
もちたいです。


早く平和がおとずれますように!

中道を説く、仏教こそがこれからの世界の平和に貢献
出来ると思うのですが。



皆様はどう思われますか?







今回も好き勝手に書いてしまい申し訳ありません。





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 ★no.7 令和4年3月30日 象鼻 電気ローソクの選び方★


桜がきれいですね。いかがお過ごしですか。


今回は電気ローソクの選び方、というか、色の使い
分けと言ったほうがいいかもしれませんが、私なり
の考えですので、ひとつの参考にしてくだされば
うれしいです。        

まず、茶色、一番よく売れている色です。
様々な仏壇に合わせやすい、スタンダードな色です。
正統派の電気ローソク、画像では黒にみえますが
茶色です。私のイチオシです

金色、これは華やかな色ですので、仏壇を華やかに
飾りたい方へおすすめです。金色は極楽浄土の色と
いわれます。
神棚に使われる方もいらっしゃいます。


次に黒ですが、落ち着いた感じで好まれます。
後飾りにも使われます。

白は神棚用にと思いますが、仏壇に飾ってもいい
感じです。

一番新しいラメ色ですが、梨地といったほうが
わかりやすいかもしれません。
この色は明るい色ですので、特に、現代的な仏壇に
合うと思います。

毎日灯という、燭台のないローソクもありますが、
これはシンプルに飾りたい方へおすすめです。
既存の火立に差して使います。


話は少しずれますが、電気ローソク、毎日灯を
照明やインテリアとしてお使いの方もいらっしゃいます。お客様が工夫をされて、いろいろな使用法が
あります。


簡単ではありますが、私なりの意見を述べましたが
これだという決まりはありませんので、お客様の
好みで、5色の象鼻 電気ローソクや毎日灯をお選び
ください。

手を合わせる心が一番大切ですから。


こんな使い方もあるよ、などご意見をお寄せくだされば
うれしいかぎりです。



今回も好き勝手に書いてしまい申し訳ありません。





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 ★no.6 令和4年2月28日 オリンピックを観て★


すこしずつ暖かくなってきましたが、いかがお過ごし
ですか。とはいえ、雪に悩まされている方もいらっしゃるので、まだまだ暖かいとは言えませんね。

        
さて、先日終わった冬季オリンピックですが、
個人ジャンプの金メダルと、複合団体の銅メダルを
観て思うところがありました。

個人ジャンプの金は長野以来、24年ぶり
 ノーマルヒルではなんと50年ぶり(1972札幌以来)
複合団体の銅はリレハンメル以来28年ぶりのメダル
という快挙でした。

双方とも、ルールの改正もあり、長い低迷が続いて
いましたので、テレビの前の私も拍手喝采でした。
 (スキー板の長さの変更で、身長の低い人に不利と
  いわれた。)
 (距離とジャンプの得点が変わったなど)

このルールの改正、素人の私には詳しいことは
わかりませんが、日本が強かったからの変更?何て
勘ぐってしまいました。日本はよくルールの変更に
泣かされているように思います。


ルールを守るという点では、日本人は一生懸命で
優秀ですが、将来的にはルール改正の主導権を握る
事が大切ではないでしょうか。経済においても。


国際舞台において、もっと存在感を示して欲しいもの
です。本来、日本はその力があると思います。

偉そうですが、そんなことを思ったオリンピックでした。ルール改正、間違っていたらご指摘ください。


今回も好き勝手に書いてしまいました。
時節柄、ご自愛ください。




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 ★no.5  令和4年1月27日 LEDローソク球について★

        (中間スイッチへの回答も記します)


寒い日が続きますが、いかがお過ごしですか。

さて、現在はLEDが普及していますが、電気ローソクに
使うローソク球のような小さな電球ではあまり
メリットがないと考えています。

1時間当たりの電気代を比較すると(1本立で)

 従来のローソク球   約 0.1円
 LEDのローソク球  約 0.01円

これくらいの差しかないのです。

LEDは10倍の寿命ですので
約2万時間使えますが、価格も高くなります。
1個500円位だと思います。

電気ローソク本体の価格を考えると、
LEDをつけると高額になってしまうので、あえて
弊社では従来のローソク球を使っています。

こんな理由からLED球をご希望される方には
球のみ別での購入をおすすめしています。
ホームセンターや大手家電量販店で購入可です。
口金のサイズE-12なら、付け替えができます。


ところで、電気ローソクのコードにつける
中間スイッチについて、ご質問を受けましたので
ご説明を


市販の中間スイッチ(ロータリー式)を使えば
ご自身で簡単に装着可能です。
昔のように、コードの皮をむく必要もありません。

弊社でも対応可能ですが、費用が掛かります
ので、ご希望の方には別途お見積りになります。

これも、家電量販店やホームセンターで購入できます。
安価で早いのでご自身での取付をおすすめします。市販価格は200円位だと思います。

このページの下にスイッチの付け方を貼りますので
参考になさっていだければ幸いです。

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。

今回もだらだらと、好きなことを書いてしまいました。

時節柄、ご自愛ください。




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 ★no.4  令和3年12月24日 日常生活にある仏教の言葉★


前回はもったいないは仏教のことばで終わりましたが、
このもったいないは本来、勿体ないと書きます。

 本来の意味は、あるべき姿でないという意味

ここから、物を大事にするにつながりました。

このように身近なところに、仏教由来の言葉があります。例えば、ありがとう、自由、などもそうです。

ありがとうというと、感謝のことばでつかわれることが
多いですが、本来は有ることが難しい、人間に生まれる
ことは難しいということです。

自由は自らによるという意味です。

まだまだありますが、私もそこまでくわしくありません
のでこのくらいで。


仏具の仕事に携わっていると、少しは仏教の本を読み
ますが、これからの時代、これからの混迷の時代にこそ
仏教の言葉 が必要だと思います。

欲、悩み、迷いなどにこたえてくれる言葉が仏教にあります。

お釈迦様は人生は苦なりといわれましたが、それだけではなく、対処法もしめされています。

四諦八正道といいますが、(ここでは詳細は触れませんが)、苦しみの原因をあきらかにして、正しい行いをしましょうということです。

お釈迦様は対機説法で、元祖カウンセラーだったのですね。

ちなみに、このあきらかにするが、あきらめるの語源です。あきらかに見るがあきらめるに変化
 

力不足ではありますが、ヒカリ産業も仏具の製造、販売を通じて、仏教の言葉のすばらしさを少しでも伝えていければと思います。目指すは象鼻電気ローソクで一隅を照らすです。


私の好きな言葉 ”一隅を照らす”(天台宗の開祖、最澄のことば) この言葉のように、ひとり、ひとりがそれぞれの処で活躍すれば、きっとこれからの厳しい
時代でも、よい世の中になると信じています。


今回もだらだらと、好きなことを書いてしまいました。
来年もヒカリ産業をどうぞよろしくお願いします。

時節柄、ご自愛ください。
皆様、どうぞ、良い年をお迎えください。



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 ★no.3  令和3年11月30日 プラスチックは悪者か   ★


前回はなぜ、ローソクを灯すのかについてふれましたが、今回はプラスチックの再生利用


プラスチックは環境問題になっていますが、多くのプラスチックは再生利用してますという話。

弊社の象鼻電気ローソクをはじめ、プラスチック仏具
には、主にABS樹脂(プラスチック材料のひとつ)を
使用していますが、これは、高温で溶かした樹脂を金型の中で冷やして固めて成型します。

射出成型と呼ばれますが、多くを作っているとまれに、
材料がよく充填されずに不完全な形(不良品)になることがあります。

それらは粉砕して再度利用しています。
 (例えばチョコレートを溶かして別の形にするよう)

このようなリサイクルは以前から行われており、問題はプラスチックの違法投棄であり、多くは分別、リサイクルされています。

最近では植物由来のプラスチックなども登場して環境
に配慮しています。

 注)プラスチックの種類によって再利用がむずかしいものもあります。


わずかですが、プラスチックに関わるものとして一言
ふれました。


ムダのないように、リサイクルしているプラスチック。

もったいないを実践しています。


ところで、この ”もったいない” は仏教のことば....
次回につづけます


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 ★no.2  令和3年10月25日    なぜ、ローソクを灯すのか★


前回は象鼻 電気ローソクの変遷みたいなことを
書きましたが、今回はなぜ、ローソクを灯すのか
について。

仏壇に供える時に、最も基本となるのは、お香、花、
灯明の三つがありますが、この灯明にあたるのが
ローソク(ろうそく)です。

 では、なぜ、ローソクを灯すのか。

ローソクの火は仏さまの知恵をあらわす光、そして、
煩悩を消すという大事な意味があるからです。
私たちを導いてくれるのですね。これが一番大事な意味
だと思います。(他にも意味があると思いますが)

(私のような、煩悩の塊はローソクの火を見ると落ち着きます。)

本来ならば、ろうそくに火を灯すのが正しいお供えの
仕方なんですが、プラスチックの普及、ろうそくの
火が危険ということで、昭和40年代後半から、電気ローソクでの代用が普及してきました。

ろうそくに火を灯すという大切な供養を安心、安全に
行っていただくには、火をつけたらつけっぱなしにせずに確認する、目を離すときはろうそくの火を消して、電気ローソクを使うのはいかがでしょうか。
最後に宣伝をしてすみません。


なお、電気ローソクのそばで、ろうそくや線香を使う
時は十分に火に気を付けてください.火が電気ローソクに移ると、プラスチックですので非常によく燃えてしまいます。

ろうそくと電気ローソクを使い分けていただくのが
ベストです。(安心安全のためにも)

ろうそくに火を灯す習慣、大事にしてください。
尊い供養です。       

ローソクの灯のように、一隅を照らす。小さくてもそんな会社が目標です。

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 ★no.1 令和3年9月21日    ブログ始めました★


このブログは、私(ヒカリ産業代表取締役、尾崎義成)が
商品のこと、仏具や仏教について自由に書きたいと始めました。
(新着情報の欄では書ききれないことも)


今回は、弊社のロングセラー、象鼻 電気ローソクの変遷について

 この商品は、1973年、昭和48年頃から製造、販売されています。プラスチック成型、加工の会社が製造、主に神仏具の卸、問屋さんへ販売という流れ。
 
 その頃は仏具を樹脂製(プラスチック)へ変える過渡期で、多くの日用雑貨がプラスチック製になり、大量生産により、価格も下がる時代でした。

 プラスチック成型の進歩もあり、良品が安価にできるようになりました。

 この頃から平成の始めまでは大量生産が主流でしたが、バブル崩壊、海外生産品の増加などを経て、


 その会社は平成9年に倒産、その後、ヒカリ産業へ事業譲渡され現在に至ります。

 電気ローソクの各パーツは成型で作られますが、組み立て、ハンダ付けは手作業でおこなっています。この製造法は当初から変わっていません。日本製です。

  こうして、ヒカリ産業の電気ローソクは50年近く受け継いで、続けさせていただいております。

ところで、何故、象鼻なのか、聞くことが出来ませんでしたが、象は仏教とつながりが深いので模したのだと思います。
 
ここ数年、類似品(ニセモノ)がでてきたので、差別化のため、昨年、象鼻 電気ローソクとして商標登録しました。

昭和からのお客様の中には象耳 電気ローソクと呼ぶ方もいらっしゃいますが、象鼻 電気ローソクと象耳 電気
ローソクは同じものです。象鼻とも象耳とも呼んでください。名古屋の仏具のカタログでは象耳と記載

さて、最近は昭和のモノが人気のようです。

若い人には珍しさが、中高年の人にはなつかしさがあるのでしょう。象鼻電気ローソクもそのようにみられれば
うれしいです。

だらだらとですが、象鼻電気ローソクの変遷にふれてみました。

昭和レトロな象鼻 電気ローソクを今後とも宜しくお願いします。そして、現在ご使用中の方は末永くかわいがってください。

ローソク球の交換さえすれば、10年はもちますので。